再春館製薬所元監督、パワハラを主張

 再春館製薬所のバドミントン部監督だった今井彰宏氏は27日、2月限りで同社を退社した理由が、パワーハラスメントだったと明かしました。

 また、昨年開催された世界選手権の女子ダブルスで準優勝した広田彩花と福島由紀が再春館製薬所を退社、今井氏が現在所属する岐阜トリッキーパンダース入りする意向であることについて、引き抜き行為を否定しました。

 今井氏を巡っては、金銭的不正行為があったとして再春館製薬所が監督を解任。更にその後、新たな不正行為が発覚したとして、同社は日本バドミントン協会に対して告発状を提出しています。

 今井氏は再春館製薬所の監督時代、海外遠征で選手が獲得した報奨金を再春館製薬所の口座ではなく自身の口座に振り込ませ、その一部を流用したとされます。日本バドミントン協会の下部組織、熊本県協会も既に今井氏を除名処分としています。

 泥仕合の様相を呈してきましたね。方や金銭的不正行為、方やパワーハラスメントを主張。そして、どうやら選手は今井氏を信頼してついて行く様子であると。レスリングでもパワハラが問題になりましたが、残念なことです。