日本相撲協会、貴ノ岩の診断書提出を要請

 元横綱日馬富士から受けた暴行で負傷して九州場所を全休、冬巡業も休場している貴乃花部屋貴ノ岩は、未だに診断書を提出していないそうです。

 本場所や巡業を休場する場合、診断書を提出する事になっています。貴の岩が九州場所を全休した際には診断書を提出していましたが、3日から始まっている冬巡業には診断書を提出していませんでした。

 日本相撲協会は、師匠の貴乃花親方に電話で連絡を試みましたが繋がらず、危機管理部長の鏡山親方が貴乃花部屋を訪ねたものの外出中だったため会う事が出来ず、診断書の提出を求める文書をポストに投函してきたと言う事です。

 貴乃花親方は協会からの事情聴取の要請を一切拒否、貴の岩の所在も不明なままで、ガバナンスが問われる事態になっています。

 このまま協会への協力を拒否、診断書も提出しないでは、貴の岩や貴乃花親方にも何らかの処罰が必要になるでしょう。当初は被害者だった貴の岩や貴乃花親方への見方も、替わってくるかも知れません。