「ドラえもん」中国で上映へ

 複数の中国メディアが4月30日までに、昨夏日本でヒットした映画「STAND BY ME ドラえもん」が、中国で上映される可能性が高くなったと報道したそうです。中国の配給側からは京劇風に着飾ったドラえもんのび太の宣伝用の画像もすでに配布されていると言う事です。

 中国は外国製映画に厳しい規制があり、日本映画は尖閣諸島問題で日中関係が悪化した2012年以降上映されていませんが、封切りを「5月20日」とする報道もあり、北京紙・新京報は「一家で楽しめる内容。検閲で拒否されるリスクもない」としています。

 「STAND BY ME ドラえもん」は原作者の藤子・F・不二雄の生誕80周年記念作品として、3D・CGで映像化された作品で、日本では興行収入80億円を超えるヒットとなり、世界59カ国・地域への配給が決まっています。

 中国のネットではおおむね好意的な反応で、「是非見に行きたい」という声が多数を占めているようです。