横浜銀行と東日本銀行、経営統合か

 地方銀行大手の横浜銀行横浜市)と第二地方銀行東日本銀行(東京都中央区)の14日発表によると、経営統合に向けた協議を進めることで基本合意したそうです。銀行持ち株会社を2016年4月に設立し、経営を統合。持ち株会社は本店を東京都内に置き、東証1部に上場させる計画だと言うことです。

 今年9月末の両行合算の預金残高は13兆3944億円、店舗数は285で、統合すれば地銀グループとして全国トップとなります。統合後は本部組織のスリム化や重複店舗の統合、事務センターの共同化なども進め、収益力を高める方針です。

 横浜銀行は神奈川県横浜市西区に本店を置く地方銀行で、総資産額で地方銀行の首位の座にある日本最大の地方銀行です。神奈川県・横浜市川崎市相模原市横須賀市をはじめ、県下の多くの市町村の指定金融機関で、横浜市内や川崎市内に多くの支店を持ちます。
 一方東日本銀行は、東京都に本店を構える第二地方銀行群馬県を除く、関東地方1都5県に店舗網を有して広域展開しています。東京都を主地盤とし、支店の半数以上である45店舗が都内にあり、中小企業取引に強みがあります。

 なんか、久しぶりに聞く銀行合併のニュース。銀行再編はもう落ち着いたかと思ったけど、やっぱり将来の人口減少に備えてなのか。