山本昌プロ野球最年長勝利

 プロ野球中日ドラゴンズ山本昌投手(49)は5日、ナゴヤドームで行われた阪神タイガースとの試合に先発として今シーズン初登板。勝ち投手となり、最年長勝利のプロ野球記録を64年ぶりに更新しました。
 これまでの記録は1950年5月7日に当時阪急ブレーブス(現オリックス・バファローズ)の浜崎真二投手がマークした48歳4か月でした。

 山本は、1983年のドラフト会議で中日ドラゴンズから5位指名を受けて日大藤沢高から入団。入団後は鳴かず飛ばずでしたが、アメリカへの野球留学スクリューボールを習得したのをきっかけにブレイク。1989年には35試合に登板、9勝を挙げ、翌年には二桁勝利を達成。これまでに最多勝3回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、沢村賞も1回受賞しています。
 2006年9月16日の対阪神戦(ナゴヤドーム)では、41歳1ヶ月でプロ野球史上73人目(84回目)となるノーヒットノーランを達成。こちらも最年長記録となっています。

 この選手は本当に50歳までやるやかも知れません。