日本相撲協会、貴ノ岩の診断書提出を要請

 元横綱日馬富士から受けた暴行で負傷して九州場所を全休、冬巡業も休場している貴乃花部屋貴ノ岩は、未だに診断書を提出していないそうです。

 本場所や巡業を休場する場合、診断書を提出する事になっています。貴の岩が九州場所を全休した際には診断書を提出していましたが、3日から始まっている冬巡業には診断書を提出していませんでした。

 日本相撲協会は、師匠の貴乃花親方に電話で連絡を試みましたが繋がらず、危機管理部長の鏡山親方が貴乃花部屋を訪ねたものの外出中だったため会う事が出来ず、診断書の提出を求める文書をポストに投函してきたと言う事です。

 貴乃花親方は協会からの事情聴取の要請を一切拒否、貴の岩の所在も不明なままで、ガバナンスが問われる事態になっています。

 このまま協会への協力を拒否、診断書も提出しないでは、貴の岩や貴乃花親方にも何らかの処罰が必要になるでしょう。当初は被害者だった貴の岩や貴乃花親方への見方も、替わってくるかも知れません。

豊洲の観光施設、撤退の可能性も

 築地市場中央区)の移転問題で、移転先の豊洲に観光・商業拠点を整備する事になっている万葉倶楽部(神奈川県小田原市)が、撤退の可能性を示唆しました。

 問題になったは、小池百合子知事が発表した築地の跡地を職のテーマパークとして再開発する方針。豊洲と築地という距離的に近い所に2カ所も同じような商業施設があっては、客足が分散しかねません。しかも、築地は海外にもその名を知られる有名な観光地でもあります。その築地に食のテーマパークを再整備して、しかも小池都知事は市場の一部を築地に戻す事にも言及しています。

 万葉倶楽部は2018年8月に飲食店や物販店「千客万来施設」を開業する計画でしたが、移転延期に伴い、今年1月に予定していた着工が先送りされています。都からは事前に説明が無かった模様で、詳細な説明を求めていると言う事です。

 寝耳に水、だったでしょうね。当然豊洲への移転を決断するものと思っていたら、どっちにも決めないと言う前代未聞の展開。採算割れするようなら撤退せざるを得ませんし、その場合前提条件を一方的に変更したと言う事で、都が違約金を支払わねばならない可能性があるそうです。

松本伊代、早見優が書類送検

 タレントの松本伊代さん(51)と早見優さん(50)が、鉄道営業法違反(線路内への立ち入り)容疑で、京都府警右京署から書類送検されました。2人とも容疑を認めているという事です。

 松本さんが1月14日付の自身のブログで、早見さんとJR山陰線の線路を歩いている写真を載せた所批判が集中。2人とも謝罪コメントを発表して記事を削除していました。しかし、事態を把握した京都府警右京署が書類送検したものです。通報があったのかも知れません。

 二人が線路に入り込んだのは、京都市右京区嵯峨野々宮町。読売テレビ「クチコミ新発見!旅ぷら」のロケのためでしたが、線路内への立ち入りはロケの移動時で撮影中ではなく、スタッフも知らなかったそうです。

 事態を受けて読売テレビは同番組の該当回について放送しない事を決定、お蔵入りとなりました。

 二人ともいい年をして迂闊な事をしたものです。線路内は立ち入り禁止なんて、常識的に考えても判りそうなこと。お蔵入りになった番組の制作費は、やはり二人が弁償するのでしょうか?。